独立行政法人 国立病院機構 名古屋医療センター

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病理診断科


診療科の概要


  名古屋医療センターの各診療科から依頼される病理診断を担当しているのが病理診断科です。昨年度の実績は、生検・手術材料7000件、細胞診6000件、術中迅速診断300件、病理解剖10件でした。このほか、研修医教育に不可欠なCPC、キャンサーボード、乳腺術前・術後カンファランス、小児腫瘍カンファランスなどの症例検討会、臨床研究センター 高度診断研究部としての病理学的解析、さまざまな治験・臨床研究の支援と指導、市原周前医長を中心に乳腺をメインとした難解例の病理診断コンサルテーションを行っています。常勤医(5名)と、名古屋大学医学部や奈良県立医科大学医学部からの招聘医師が病理診断を担当し、専任の臨床検査技師5名(うち3名が細胞検査士)と秘書1名、MA1名が標本作製や事務、研究補助業務を担当しています。 私たちは、1)専門医による全症例ダブルチェック体制により最善の診断を提供する 2)診断遅延に起因する問い合わせをゼロにする 3)難解例・希少例は積極的に外部専門家へコンサルテーション※を行い、より高精度の病理診断を臨床医に提供することを柱として診断業務に取り組んでいます。


※ コンサルタント
吉田眞理教授(愛知医科大学)(専門: 神経)
中村栄男教授(名古屋大学医学部)(専門: 悪性リンパ腫)
大林千穂教授、中井登紀子助教(専門: 肺・縦隔)
都築豊徳教授(愛知医科大学)(専門: 泌尿器)
野島孝之教授(金沢医科大学)(専門: 骨軟部)
越川卓教授(修文大学)(専門: 甲状腺、細胞診)
原一夫名誉教授(愛知医科大学)(専門: 皮膚)
森谷鈴子准教授(滋賀医科大学)(専門: 婦人科・乳腺) 
など
川崎 朋範 病理診断科医長

特色


  1. 病理診断へのIT技術の導入: 病理報告書システムと電子カルテが連結され、院内のどこからでも病理報告書とともに、肉眼写真や顕微鏡画像を電子カルテ上で確認できます。これは病理診断報告 精度を高め、臨床医と病理医の意思疎通や患者さんへの病状説明、研修医教育などに役立っています。さらに患者さんの持参標本や他院からの送付標本がバーチャルスライドとして記録することができるようになり、標本を返却したあとも必要に応じて迅速に過去の標本を参照できるようになりました。
  2. 診断精度向上のための免疫組織化学・遺伝子検査技術の活用: 従来、形態のみに頼っていた病理診断は、特異性の高い各種抗体による免疫染色やISHなどの遺伝子分析科学の応用により、より客観的な評価ができるようになりました。当院では毎日2サイクル(計60検体)の自動免疫染色装置運転が行われ、確定診断までの時間短縮に役立っています。
  3. 職場環境の改善: 人体に有毒なホルマリンに対して規制が強化されたのをきっかけに、切り出し室のホルマリン対策に取り組みました。今後も、有害物質(キシレンなど)の適正処理や感染防御など職場環境の改善に積極的に取り組みます。
  4. 病理学研究: 日常診断病理学業務に役立つ研究を行い、国際的に評価の高い外科病理学専門誌(Histopathology, Journal of Clinical Pathology, Virchows Archiv, American Journal of Surgical Pathology, Human Pathologyなど)に多数の論文を発表しています。
  5. 臨床研究センター 高度診断研究部 病理診断研究室に関してはこちら ⇒ http://www.nnh.go.jp/crc/pathology/

医師紹介


役職 氏名 医師免許取得 主な専門領域 資格等
病理診断科医長
病理診断研究室長
川崎 朋範
(カワサキ トモノリ)
H10年 診断病理学
臨床細胞学
乳腺
内分泌
消化器
日本病理学会病理専門医
日本病理学会研修指導医
日本臨床細胞学会細胞診専門医・指導医
日本臨床細胞学会教育研修指導医
厚生労働省死体解剖資格認定
常勤医師 市原 周
(イチハラ シュウ)
S57年 診断病理学(乳腺)
臨床細胞学
日本病理学会病理専門医
日本臨床細胞学会細胞診専門医・指導医
厚生労働省死体解剖資格認定
常勤医師(シニア) 尹 漢勝
(ユン カンカツ)
S50年 診断病理学
(腫瘍病理)
日本病理学会病理専門医
オーストラリア・NZ王立病理学会専門医
厚生労働省死体解剖資格認定
常勤医師 長谷川 正規
(ハセガワ マサキ)
H5年 診断病理学 日本病理学会病理専門医
厚生労働省死体解剖資格認定
常勤医師 岩越 朱里
(イワコシ アカリ)
H18年 診断病理学 日本病理学会病理専門医
厚生労働省死体解剖資格認定





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