CT検査とは

CTとは「Computed Tomography」の略です。CT検査はX線を使って体の撮影を行い、得られた信号をコンピュータで処理して画像にするものです。超音波検査等では観察しづらい頭や肺を調べるときにはCT検査が有効です。身体の中の臓器や血管、骨の情報を得るためCTは欠かせない検査となっています。また、的確に病変の画像を得るために造影剤というお薬を使用した検査も行っています。
 近年のコンピュータ技術の進歩によりCT画像を立体化(3次元画像化)し、より診断しやすい画像を作ることも出来るようになりました。

 

検査設備

当院には3台のCT装置があります。主な検査はどの装置でも同じように行えますので検査内容や時間を考慮して患者さんの待ち時間や負担を減らし短時間で行うよう心がけています。(心臓の血管を撮影する場合等、一部の検査では装置の使い分けをしています。)

東芝社製 AquilionONE

 

検査を受けるには…

CT検査を受けるには各診療科を受診していただき、医師からの検査依頼を受けて検査を行います。基本的に予約制となっています。当院には放射線科の専門医が常勤しており、読影結果も1~3日で主治医に届きます。ただし緊急を有する場合においては、その日に検査し結果がでるようにしています。

腹部や造影等の検査において検査前の絶食や飲んでいる薬の制限が必要な場合があります。

 

頭部CT

この検査は検査台に寝て頭を固定して行います。この間息を止める必要はなく、苦痛もありません。また造影剤というお薬を注射しながら検査を行うこともあります。

通常の検査で5分程、造影検査で10分程の検査です。

頭部CT画像

頭を輪切りにしたCT像です。
脳の中や頭蓋骨の様子が分かります。

頭部の3D画像

頭蓋骨が立体的に見えます。実際には見えない骨の裏側や細部まで見ることができます。

 

胸部、腹部CT

この検査は検査台に寝て息を吸って約10~15秒程度息を止めて撮影を行います。肺の中や気管支、食道の様子がよく分かります。また、症例によっては造影剤を使用して検査を行います。通常の検査で5分程、造影検査で10分程の検査です。

胸部CT画像

腹部CT画像

 

血管、心臓(冠動脈)CT撮影

造影剤を使って頭や体、心臓(冠動脈)の血管を撮影します。当院では新型の320列CT装置を使い、心臓の動きに合わせて短時間に撮影を行うことができます。頭や頸部の血管で10分程、心臓の血管で20分程の検査時間となっています。

また、患者様への説明や他検査、治療の参考となるよう立体的な画像を作成しています。

 

骨CT撮影

骨折や脱臼等の疑いのある部分を撮影し観察します。立体的な画像を作成し診断の参考に役立てています。