小児科の概要

当院小児科は、現在、常勤医師、レジデント、非常勤医師、カウンセラーで診療しています。入院は、主に西5階病棟です。成人内科系診療科との混合病棟ですが、プレイルームも完備しており、常時15名~20名の小児科患者さんを受け入れています。診療対象は、主に血液腫瘍性疾患とアレルギー疾患、一般小児科疾患です。血液腫瘍性疾患の中では、白血病、リンパ腫などの血液がんと骨肉腫などの骨軟部腫瘍、眼腫瘍である網膜芽腫を多く診療しています。アレルギー疾患では、食物アレルギー(成人を含む)、アトピー性皮膚炎、気管支喘息を中心に診療しています。一般小児科疾患は、主に開業医の先生方からの紹介による入院治療を行っています。名古屋市小児救急ネットワークに参加して、17時~23時の時間帯を中心に一次・二次の救急医療を担当しています。
外来診療では、一般外来や血液腫瘍外来、アレルギー外来のほか、循環器、神経、小児外科、カウンセリングの各専門外来を併設して幅広く診療しています。また、血液腫瘍治療後の患者さんを対象に長期フォローアップ外来も開設しています。

 

特色

  • がん診療拠点病院として小児がんに力を入れており、とりわけ、白血病、リンパ腫などの血液がんと骨肉腫などの骨軟部腫瘍、そして、網膜芽腫を中心に診療しています。
  • 当院は日本骨髄バンクおよび臍帯血バンクネットワークの認定施設であり、血液内科と共同して細胞療法チームを形成して造血幹細胞移植を積極的に行っています。
  • 小児がん長期フォローアップ拠点病院であり、小児内分泌医、産婦人科医、小児循環器医の診療が専従看護師によるケアとともに小児科外来で受けられます。
  • チャイルドライフスペシャリストが常駐し、入院のストレスを緩和するために患者さんとその家族の心のケアを行います。必要に応じて専門のカウンセラーや児童精神科医師が支援します。
  • 長期の入院を要する場合は、名城小学校分校のいずみ学級での教育、中学生は大府養護学校の訪問教育が受けられます。
  • 当院の臨床研究センターは、白血病やリンパ腫など血液がんの治療研究の症例登録・情報センターを統括し、また、全国の小児白血病・リンパ腫の遺伝子診断を担当しており、小児血液がん臨床研究の中心的役割を担っています。
  • アレルギー疾患に対しては、セルフケアの指導を含めた外来診療を行っています。
  • 食物アレルギーは火曜日と木曜日の日帰り食物経口負荷試験入院のほかに、一部の患者さんには経口免疫療法(緩徐法)も実施しています。また成人患者さんの食物アレルギーについても外来で相談を受けています。

遺伝カウンセリング

 

外来について

AYA(思春期・若年成人)世代がんへの取り組みについて

医療関係者の方へ

当院は小児血液・がん学会の専門医研修施設です。
小児血液・がん専門医研修プログラム(PDF)

当院は日本アレルギー学会のアレルギー専門医教育研修施設です。
日本アレルギー学会専門医制度規程

 

臨床実績

新規入院患者数

  平成24年 平成25年 平成26年 平成27年
急性白血病・リンパ腫 6 10 14 11
網膜芽細胞腫 5 6 9 4
骨軟部腫瘍 10 10 11 9

 

移植件数

  平成24年 平成25年 平成26年 平成27年
自家末梢血幹細胞移植 7 4 1 2
血縁骨髄移植 2
非血縁骨髄移植 2 3 2 1
非血縁臍帯血移植 1 2