脳神経外科の概要

当科は、脳卒中、頭部外傷などの急性期疾患から、脊椎・脊髄疾患、てんかんやパーキンソン病などの慢性期疾患まで全国トップレベルの治療を提供しています。脳血管障害、脳脊髄外傷などの救急患者も精力的に受け入れ、年々増加の一途をたどり、常に70名以上の患者が入院してます。医療スタッフも、常勤医師7名、非常勤医師3名と充実し、年間手術件数は、平成27年には700件に達しています。特に、難易度の高い脳腫瘍、脳卒中や脊髄手術にも対応しています。
最先端の治療設備として、ナビゲーション技術、神経モニタリング、移動式DSA装置など画像診断の精度の向上に伴い、手術、脳血管内治療の治療成績の向上がはかられてます。放射線治療についても 定位放射線治療およびIMRTが可能な高精度治療器 が導入され、頭蓋内疾患の治療を更に精度を増して行なっています。

 

特色

当院脳神経外科の特徴は、全国的にも数少ない脊髄指導医のタクトの下、脊椎脊髄疾患の外科治療を行い、各地から難治例が紹介され、良好な手術成績をおさめています。これと双璧をなすのが、前部長の桑山医師が専門としていた間脳下垂体疾患で、特にクッシング病、先端巨大症、TSH産生下垂体腫瘍については、世界でもトップ5に入る症例数を誇り、安全かつ最高レベルの手術成績を維持し続けています。この事実は、内外の下垂体疾患を専門とする専門医師によって当院の手術手技が追試・模倣され続けていることが何よりの証左です。また日本の脳血管内治療のパイオニアである根来、浅井、新帯の赴任に伴い、脳血管内治療の症例も増加傾向にあります。また、長年、名古屋大学脳外科で機能的脳外科を牽引してきた梶田の新任にともないパーキンソン病やてんかんの外科治療(当院は、愛知県唯一のてんかん外科認定施設)も始まります。
当院は、また公的な性格も強く厚生労働省の共同研究、臨床研究センターにおける研究などアカデミックな活動を平行して行っています。