腎臓内科の概要

名古屋医療センター腎臓内科は平成18年度より開設され、現在常勤医3人に専修医2人を加えた診療体制です。
IgA腎炎を代表とする糸球体腎炎やネフローゼ症候群といった原発性糸球体疾患のほかに、糖尿病性腎症や高血圧性腎硬化症などの生活習慣病による2次性腎疾患を対象とした診療を行っています。腎生検は診断・治療方針の決定に関して名古屋大学腎臓内科と連携をとっています。
院内外で発生する急性・慢性腎不全に対しては血液浄化療法全般を施行しています。透析ベッド数が6床と少ないため入院患者さんの治療のみ対応しており、通院外来維持透析は行っておりません。当院での透析導入ののちは近隣の透析クリニックさんへのご紹介となります。また腹膜透析及び腎移植についても治療可能な病院へのご紹介となります。

 

特色

3次救急指定病院であり様々な疾患の拠点病院である当院では、緊急および重症患者さんの治療機会が多いことが特徴で、集学的治療のひとつとしての持続血液濾過透析や血漿交換、エンドトキシン吸着など各種急性血液浄化療法を施行しています。
また他科患者さんに併発する水・電解質異常についての診断や治療、腎機能障害時における薬剤調節なども主科の先生と協力し併診治療にあたっています。腎臓内科カンファレンスのほか、膠原病内科、感染症科との合同カンファレンスが毎週あるのも特徴の1つです。

 

臨床実績

  平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度
腎生検(件) 12 23 34 27 17
シャント造設術(件) 45 43 41 46 54
新規透析導入(件) 49 34 40 43 35
急性腎不全(併診依頼あり)(件) 168 159 185 131 146
緊急透析(件) 70 53 59 52 69
持続血液ろ過透析(回) 90 161 171 115 157
血漿交換(回) 39 48 54 40 54
エンドトキシン吸着(回) 22 30 35 22 26