肺がん・縦隔腫瘍

非小細胞肺がんでは進行・再発例を担当としております。詳しい組織型、がん化に強く関わる異常(ドライバー遺伝子変異の有無)と免疫チェックポイント阻害薬の効きやすさの指標であるPD-L1の発現割合で大まかな治療が決まります。標準治療として確立した治療法(ペメトレキセド/アリムタ、ゲフィチニブ/イレッサ、エルロチニブ/タルセバ、オシメルチニブ/タグリッソ、ニボルマブ/オプジーボ、ペムブロリズマブ/キイトルーダ、アテゾリズマブ/テセントリク、デュルバルマブ/イミフィンジなど)の他、呼吸器内科と連携して治験への機会も提供しております。小細胞肺がんに対しては病変の広がりに応じて抗がん剤+放射線治療、抗がん剤治療が行われます。小細胞肺がんに対しては従来型の白金製剤(シスプラチン、カルボプラチン)、イリノテカン、エトポシド、アムルビシン、ノギテカンの他、免疫チェックポイント阻害薬が使用可能となりました。免疫チェックポイント阻害薬の適応となるのはカルボプラチン+エトポシドと併用した場合に限られます。
縦隔腫瘍はときに、胚細胞腫瘍など通常の肺がんと治療法が大きく異なることがありますのでご相談下さい。また、他の臓器から肺に転移したものは転移性肺腫瘍と呼ばれ、いわゆる肺がんとは区別され、治療法も異なるため注意が必要です。