社団法人
日本脳卒中協会愛知県支部
 The Japan Stroke Association
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◇脳卒中の危険因子                

 脳卒中の危険因子としては①高血圧、②糖尿病、③脂質代謝異常症(高脂血症)、④肥満、⑤喫煙、⑥過度の飲酒などが上げられます。

 脳卒中を予防するためにはこれらの治療、管理が大切です。

 日本脳卒中協会では脳卒中予防のための注意事項を『脳卒中予防十か条』として覚え易い標語にしています。ぜひご家庭の壁などに貼って、日頃から油断しないようにして下さい。

 これらの中でも脳の血管や心臓に負担をかけ、あらゆる脳卒中のタイプに関係するのは高血圧です。長年、高い血圧に曝されることにより脳血管は痛み、心臓には不整脈が生じ易くなります。通常、血圧は140/90mmHgを超えた場合に高血圧症と呼ばれます。しかし、正常血圧であっても、より低い方が血管への負担は少なく、脳卒中や心筋梗塞など血管の病気になりにくいと言われています。120/80mmHg未満が至適血圧と呼ばれています。

 ただし、薬で急に血圧を下げますと、めまいや立ちくらみが生じることがありますから慌てず少しずつ下げる方が安全です。また、すでに動脈に強い狭窄や閉塞のある方は過度な降圧は危険ですので、主治医の先生とよく相談しましょう。また、血圧は絶えず変動していますので、その時々の値に一喜一憂する必要はありません。家庭で血圧を測定し、平均値をみるようにしましょう。

 薬に頼る前に、まず食事の塩分を控えめにし、野菜や果物を積極的にとることが大切です(ただし腎臓が悪い方は野菜や果物によって血中のカリウム値が上がりすぎることがありますので御注意下さい)。

 また、肥満の方は体重を減らすことで血圧を下げることができます。BMI(体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)])を25未満を目指しましょう。さらに適度な運動やアルコールを控えることも血圧を下げる働きがあります。一日30分程度のウォーキングなどの有酸素運動を続け、アルコールはエタノールとして一日30ml以下にしましょう(ビールなら中ビン1本程度、日本酒なら1合程度まで)。

 

 

 

 

 また、糖尿病では内服薬やインスリンなどで血糖を下げるだけでは脳卒中を予防することができないことがわかっています。体の中のインスリン量を増やさないことが重要で、少ないインスリンで血糖が下がる必要があります。そのためには体重を減らすことが大切です。